厚生労働省が取り組むSmart Life Projectは、適切な食事や適切な運動、禁煙により健康寿命をのばそうという取り組みです。
弊社もその取り組みに賛同致します。
従業員の健康を第一に考え、手軽にジムに通えるように、福利厚生で24hジムが利用できる体制を整えていきます。
また温室効果ガスの削減も考え、自転車や徒歩、ランニングでの移動を推奨し、生活の中で運動をを取り入れることを推奨しています。
2.健康寿命の定義
健康寿命は「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義されています。算出方法には次のふたつがあります。
- 日本が採用している方法:健康な状態と不健康な状態に二分して、健康な状態の平均値を求める
- WHOが発表する各国の方法:不健康な状態をレベル分けし、完全に健康な状態と相対する期間を表す
それぞれ基礎データや考え方が異なるため、ふたつを単純には比較できません。日本においては「寿命」のなかに「健康寿命」と「要介護期間」があり、この「健康寿命」を伸ばすことが大切と考えています。
日本人の男性は72歳、女性は75歳とされています。
健康寿命を短くする要因
- 暴飲暴食
- 運動不足
- 睡眠不足
- 喫煙習慣
- ストレス
若いうちは暴飲暴食しても健康に大きな影響がない事が多いですが、それが積み重なることで年を取ったときに影響が出てきます。
健康寿命をのばすためにやること
- やせすぎず太りすぎず
- 脂質を減らした野菜やタンパク質中心の食事
- 適度な運動やスポーツ
- たばこは吸わない、飲酒は控えめに
- ストレスが発散できる趣味や活動
- 睡眠時間の確保、睡眠の質の向上
- 感染症対策(新型コロナウイルス、インフルエンザ、肝炎、ピロリ菌など)
- 定期的な健診やがん検診
体型的には痩せ過ぎでも太りすぎても健康によくないとされており、しっかりと栄養のある食事を摂った上で、適度に運動することが大切です。
食事については、食塩を最小限(男性7.5g/日未満、女性6.5g/日未満)に抑え、脂質を抑えた食品を摂るようにします。
炭水化物は米やパン、麺類などで摂れるので、重要になってくるのはタンパク質です。魚や肉、大豆製品、乳製品などから積極的に摂取します。
脂質は摂ることを意識しなくてもタンパク質を摂るときに同時に摂取できます。摂りすぎにならないように、脂身の少ない肉や魚を食べるようにしましょう。